【休業】

2020/04/02 ブログ
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出自粛を励行するため、4月2日(木)より事態が収束するまでの間休業いたします。

せっかくこういう場を持っているので、少し書いておきます。

 

 

店を閉めれば固定費用分の赤字(家賃がクローズアップされてますが、リースの支払いとか結構いろいろあるんです)が積み重なるし、客足は鈍いとはいえ店を開けていれば誰かしら来るかもしれない。しかしながら、今やバーは菌の温床として名指しされ、自粛要請に逆らって来店を促すことはとてもじゃないですができません。

 

この圧倒的な逆風にさらされながら、閉めたら生活できないのではないか、収束まで耐えられたとして元に戻れないのではないかという、休業することへの恐怖やジレンマに悩まされてきました。
浅ましい話ですが、当局の要請を待たず自ら休業してしまったら、後々の救済措置に響くのではないか、とも考えました。(失業保険給付が自己都合退職だとすぐもらえないことから連想しました。今の自粛要請はお客様へであって店へではないので。)

 

店を閉め、仮に何の補償もないとして、何をしたらどこまで耐えられるかたくさんシミュレートして、なんとか目途を立てました。(うちは店主も従業員も店だけで生計を立てているわけではないというのもあります。)このまま開けていてお店が感染源にならずに済んだとしても、集客減と後ろめたさに心をバキバキにされ続けるのはもう無理だと思いました。お客様に来ないでほしいという、商人としてあまりにも異常な感情を、認めざるを得ないのです。

 


そうして、休業を決断しました。収束しなければなにも状況が変わらないので、期間は定められませんでした。
最高に楽しい空間を生み出したくて作った場所が、突如として社会の悪になってしまいました。悲しくて、屈辱で、やり切れません。
ただ、個人事業主としてこの絶壁のような窮地に直面しつつも、すべての舵取りを自分の責任と意思で行えることは幸せなことだと思っています。進んで正規雇用を捨てて道を切り開いてきたことは間違っていなかったと誇れます。だから俺には補償なんかいらねぇ。って言えるほど豪気では全然ないんですが笑

 


馴染みのお客様から、事態が収まったら行くから何とか頑張ってくれとの励ましをいただいています。休業を考えたとき、これまで支えてくださったみなさまのことが何度も頭をよぎりました。安心して飲みに行けるようになるそのときまで、肝臓を整えて待っています。血沸き肉躍る大宴会をしましょうね。

またお会いしましょう。

 

2020.4.2 音楽準備室 店主